小説的なやつかいてみたww


こん!

りーやんからのA(あんさー)・・・くたばれPTAと、マトリョシカ かな♪

小説的なやつのタイトル「天使の涙。」です(≧ω≦)ゞ
それぢゃぁ、START!

酒井葵(さかいあおい)15歳。

葵「高校生かぁ・・・」

葵「ふふっ❤」

てれるなぁ・・・

茜「葵ちゃーんお父さんが写真撮るって!」

葵「あ、はーい」

酒井茜(さかいあかね)15歳

茜「葵ちゃーん髪結んでー」

葵「いいよ」

お父さん「大きくなったなぁ・・・うっ、ひっく」

葵「はい!ちゃんと結んだよ」

茜「あんがとぉ」

私たちは、生まれたときから一緒だった

葵「あはっ、お父さん涙ぐんでるーw」

一卵性双生児(いちらんせいそうじ)。

私が、姉で、茜が妹。

茜「お父さんうざーいw」

お父さん「なんだとーうぅ。気をとりなおして撮るぞー」

私の・・・私たちの高校生活が始まる。

             学校にて・・・

予想はできてたけど・・・茜とクラスはなれちゃったぁ・・・

みんな同中同士(おなちゅうどうし)でグループになってるのかな・・・

生徒A「ねぇ酒井さん!放課後みんなでカラオケ行くんだけど、酒井さんもこない?」

行きたい!行きたいけど・・・

お母さん『葵、高校生になっても寄り道しないようにね。』

葵「ごめんなさい。私、まっすぐ帰らなきゃいけないんで・・・」

生徒A「わかったー!また今度ね!」

葵「・・・・・・・」

茜「葵ちゃん!」

葵「え!?」

茜!?

葵「どっ、どうしたの?」

茜「葵ちゃん!クラス離れちゃったけど、隣のクラスなんだし、いつでも来てくれていいんだからね!体だるかったりしたら、すぐ言うんだよ?」

葵「うん・・・」

茜「ホントにわかってる?」

あ、ホントに心配して来てくれたんだ・・・

葵「ホントに大丈夫だよ!それより教室もどりな!」

茜「えーーホントになんかあったら来てよ?」

葵「わかったわかった」

やっぱりこれ以上、茜やお母さんに私の心配ばかりさせてちゃだめだ

私は、変わらなきゃだめなんだ

葵「あ、茜グランウンドで走ってる!すごっ1番だ」

私たちは、見た目はそっくりでも、中身は正反対。

昔から茜は活発で走るのが速かった

逆に体の弱い私の唯一の趣味は絵や少女漫画を描くこと

きっと私たちはお互いの足りない所おぎない合うために一緒に生まれてきたんだと思う

私ができないことや夢は、茜が叶えてくれる

               9年前・・・

お父さん『茜が赤で葵が水色だな』

葵『私、赤が・・・』

お父さん『ん?なんだ?葵』

葵『・・・・・』

いいな茜はいつも赤やピンクで・・・私だってピンクが好きなのに(6歳のとき)

葵『なんでもない・・・いい!』

茜『・・・・・』

茜『やっぱりあたし水色がいい!』

お父さん『こら茜!』

茜『葵ちゃん交換しよっ』

葵『で、でも』

茜『ね!』

人一倍優しくて元気いっぱいで人気者の茜。そんな茜をうらやましく思わないって言ったら嘘になるけど♪

生徒B「あいつ何か描いてる」

生徒C「酒井ってなんか暗くね?」

生徒B「あーー」

生徒C「でも妹の方はすっげー明るいらしーぜ」

葵「・・・・・・」

ガタン。

生徒C「あーやべ。聞こえたかな?」

生徒B「バーカ」

これからは、あんまり人前でスケッチブックは開かないようにしよう

テクテクテクテクテクテクテクテク。

葵「陸上競技場・・・」

?(←まだ謎の人)「俺、好きなんです。」

葵「えっ!」

?の友A「お前ホントに陸上が恋人ってやつ!?」


?の友B「モテるのにもったいねーー」

あ、なんだびっくりしたぁぁぁ

?の友A「本物の陸上バカだわw」

あの制服は・・・南高?

くつのラインが緑・・・同じ1年かな

はいってきちゃった!

<ここからは、部外者立ち入り禁止>か・・・

よし!

キィ

名前なんていうんだろう。

陸上は何の競技をしてるのかな。

やっぱり彼女とかいるよね・・・

って!さっき見かけただけの人なのに何言ってんの私!

・・・・・・!いたぁ

ピッ

?「はいっ」

わぁぁすごい///高跳びだぁ・・・

バサ、バサバサ

私、描きたいこのひとを描きたい

シャッシャシャ

/////////////////////////////////////////////////////////////////っ

あっ帰んなきゃ!

ガチャ

葵「ただいまー」

お母さん「こんな時間まで何してたの葵!寄り道しちゃだめだっていつもいってるでしょう!?」

葵「ご、ごめんなさい」

お母さん「体は大丈夫なんだろーね?」

葵「うん!それは大丈夫だよ!」

お母さん「そう・・・それならよかった早く夕ご飯食べなさい」

葵「はい・・・」

また競技場に行こうかなって思ったけど、余計な心配はかけたくないし、もう行かない方がいいのかも・・・

わぁ、雨すごい・・・

ザァァァァァァ

生まれつき免疫力(めんえきりょく)が弱い私は昔から何歳まで生きられるか分からないって言われてきた。こんな体の私が恋をしたってどうせ叶うはずがないんだから

もう忘れよう。
             学校にて・・・

茜「あれ!?葵ちゃん今帰るとこ?」

葵「あっ、茜?部活わ?」

茜「雨やばいから、中止になった」

葵「じゃぁ一緒に帰ろうか」

茜「うん!」

葵「わー雨もっとひどくなりそうだねぇ。ちょっと急ごうか」

茜「うん」

葵「茜ちょっと待って!」

茜「なに?」

葵「あそこになんかあるよね?あのダンボールのなか・・・」

茜「なんかあるねぇ・・・」

タッタッタッタ

茜「葵ちゃん!」

茜「やめなよ葵ちゃん!こわいよ・・・」

やっぱり!

葵「捨て犬だった・・・」

茜「うん」

どうしよう・・・

葵「私連れてかえ・・・」

茜「だめだよ!」

え・・・

葵「茜?」

茜「あたしだって本当は連れて帰りたいよ!でも・・・葵ちゃん昔、アレルギーで大変なことになってすごく長い間、入院したじゃない!母さんもあたしも、もう葵ちゃんのあの苦しそうな顔みたくないよ!」

茜・・・

茜「葵ちゃんお願い!」

葵「・・・・・」

ごめん。ごんなさい。捨て犬・・・。

茜「急いでかえろう葵ちゃんが風邪ひいちゃう」

葵「うん。」

ホントにごめん・・・。

お母さん「どうして迎えにきてって連絡しなかったの!」

茜「あたしが連絡すればよかった。ごめんなさい」

お母さん「本当よ、もう!」

お母さん「ほら、早くあがりなさい。葵、熱は出てないでしょうね?」

葵「お母さ・・・ん」

お母さん「え?葵?」

高校生になったら茜やお母さんに心配かけないようにして、友だちいっぱい作って今までの自分を変えたいって思ってた。でもやっぱり心配かけてばっかしだし、友だちだって出来なくて、子犬1匹だって助けてあげられない・・・。私は変わりたいのに

茜「葵ちゃんだいじょうぶ??」

葵「うん」

茜「あったかくして寝るんだよ?」

葵「うん。ありがとう。」

パタン

私は変わりたい。

ガチャ

お母さん「茜!」

茜「なぁにーお母さんノックくらいしてよー」

お母さん「あなた何かしってるじゃないでしょーね?」

茜「え?」

お母さん「葵がいないのよ!」

葵「ハァハァ・・・苦しい」

でもあの子犬はもっと苦しいよね・・・

葵「たしかこの辺だったはず・・・」

!うそ!いない。きっと誰かが拾ってくれたんだよね?

葵「−−−−うぅぅ。」

私が茜を振り切っても連れて帰っていれば・・・

「くぅん」

バッ

あっさっき犬の所に置いといた私のカサ!

葵「あ、あの!」

?「え」

うそーーーーーーーーー・・・!







どうでしたか??

次回もお楽しみにーー!

1か月に2回てーどで、「天使の涙」を更新します!

ぢゃぁばい茶